刺繍の歴史について
2022.04.20
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コロナウィルスが爆発的大流行をみせていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
免疫力が落ちていると重症化しやすいみたいなので、お気を付けください。
気温の上下が激しい日々が続きますね。
気温の変化に身体が知らず知らずのうちにストレスを受けて
体調を崩してしまいがちです。気をつけて生活して下さいね。
本日は刺繍の歴史についてお話していきます。
その起源を遡ることは不可能だといわれるほど長い歴史を持っています。
古代エジプトの時代にはすでに、刺繡を施した衣服が発見されており、その頃には基本のステッチが出来上がっていたことが分かります。
古代エジプトから古代ローマへ、そしてヨーロッパへと伝承された刺繡は、やがて中国を経て日本へと伝来しました。
日本刺繡の起源は、5世紀頃にインドから中国に伝えられた「繡仏(しゅうぶつ)」です。
繡仏とは、仏像を刺繡で表現する技法で、推古天皇の時代に数多く作られるようになりました。
奈良県の中宮寺に保管されている「天寿国曼荼羅繡帳(てんじゅこくまんだらしゅうちょう)」は、現存する最古の繡仏。
推古天皇が聖徳太子の死去を悼んで、女官たちに製作させたものだと伝えられています。
他にも京縫、加賀縫、江戸縫など伝統的な刺繍があります。どれも歴史は古く見た目は大変美しいです。
また、高貴な美術品や伝統工芸としてではなく、
より身近に、そして手軽に楽しむことができる趣味の一つとして、人々に親しまれています。
刺繡が写真とコラボレーションした作品が話題になるなど、アートの現場でもその可能性は広がり続けています。
時代を越え、国境を越えて愛され続ける刺繡の世界。
歴史に思いを馳せながら、様々な刺繡の作品に触れてみてはいかがでしょうか
ビイエス中国株式会社
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